大人のASDに悩む人へ職場での対処法と向いている職業を解説します

こんにちは、就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)の寺田淳平です。
大人のASDでお悩みのあなたは、職場での人間関係や職業のことで困ってはいませんか?
2013年にアメリカ精神医学会による診断基準「DSM-5」においてASD(自閉症スペクトラム障害)が規定されて以来、大人のASDが広く知られるようになりました。
最近では、確定診断が下りないものの、ASDの傾向に悩む「グレーゾーン」の大人の存在も認知されつつあります。
そこで今回は、大人のASDに悩む人に向けて、職場での対処法と向いている職業を徹底解説いたします。
3,500人規模の職場で人事を担当していた私の視点から、お勤め先の同僚にお願いしたいこともあわせて解説しますので、大人のASDでお悩みの方はぜひ読んでみてください。
【本文に入る前に…】
就労移行支援
という仕組みを知っていますか?
「就労移行支援」とは、「病気や障害のある人の一般企業での就職や仕事での独立と、その後の定着」をサポートする仕組みのことです。キズキビジネスカレッジは、就労移行支援の中でも、「これまでの職歴とは異なる、新たな業界・分野への就職」と「これまでの職歴を活かした就職」の両方に強いのが特色です。就労移行支援は公的な認可に基づいて行われており、病気や障害があることが診断書から明らかな場合などは、国の補償で最低0円から就労支援を受けられることもあります。
を利用した方は…
- 初任給
- うつや発達障害があっても、
KBCでは平均21万円
- 就職までの期間
- 通常約1年半かかるところ、
KBCでは平均4か月
- 就職率
- 通常52%のところ、
KBCでは82%
監修キズキ代表 安田祐輔

発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病などの方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。
【著書ピックアップ】
『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(2021年12月、翔泳社)』
Amazon
翔泳社公式
【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2022年7月現在9校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)
【その他著書など(一部)】
『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法(KADOKAWA)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』『暗闇でも走る(講談社)』
日経新聞インタビュー『働けたのは4カ月 発達障害の僕がやり直せた理由』
現代ビジネス執筆記事一覧
【メディア出演(一部)】
2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)
執筆寺田淳平
てらだ・じゅんぺい。
高校2年の春から半年ほど不登校を経験。保健室登校をしながら卒業し、慶應義塾大学に入学。同大学卒業後の就職先(3,500人規模)で人事業務に従事する中、うつ病を発症し約10か月休職。寛解・職場復帰後、勤務を2年継続したのち現職のフリーライターに。
2019年に一般財団法人職業技能振興会の認定資格「企業中間管理職ケアストレスカウンセラー」を取得。
サイト運営キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。トップページはこちら→
目次
大人のASDとは?

まず、ASD(Autism Spectrum Disorder、自閉症スペクトラム障害)とは、社会性・コミュニケーション・想像力の3つの特性に困難がある発達障害です。(以下参考:本田秀夫『自閉症スペクトラムがよくわかる本』)
このうち、「大人のASD」とは、特に社会人になってからASDの抱える困難に直面している人を指す言葉として知られています。
職場でのコミュニケーションに悩み、カウンセリングや病院での受診をしたところ、初めてASDであることがわかったという「大人のASD」の人も珍しくありません。
ちなみに、2013年まで、ASDは自閉症とアスペルガー症候群に分かれていましたが、アメリカ精神医学会の定める『DSM-V 精神疾患の分類と診断の手引』の中で、自閉症スペクトラムとしてまとめられるようになりました。
「スペクトラム」とは、自閉症とアスペルガー症候群の病態をはっきりと区別するのではなく、地続きの「連続体」として捉えようという考えを反映したものです。
しかし、一般的には言語発達に遅れのある場合を自閉症、知能が定型の人と同等で言語発達の遅れがない場合をアスペルガー症候群と判断する場合が多いです。
大人のASDに見られる3つの特性

先述したように、大人のASDの人は以下の3つの特性に困難が見られます。(参考(PDF):中村真「3.表情とコミュニケーション」)
- 社会性における困難:場の状況や上下関係に無頓着で、TPOに合った行動が難しい
- コミュニケーションにおける困難:質問の意図、身振り、比喩、冗談などを理解しづらい
- 想像力における困難:決まった順序にこだわり、予定が変わるとパニックになりやすい
ここで言う「社会性」とは、「他人と関係を持とうという意識」のことです。大人のASDの人は、職場での対人関係にぎこちなさが生じやすく、共同作業が苦手と言われています。
言葉のやりとりだけでなく、ジェスチャーや表情を読み取る際にも表れます。中でも表情は、コミュニケーションを取る上で重要な要素のひとつです。コミュニケーションには、言葉のやり取りからなる「言語的コミュニケーション」と、表情や声のトーンからなる「非言語的コミュニケーション」があります。このうち、非言語的コミュニケーションが占める割合は「90%」以上とされています。相手が笑いながら「冗談言わないでくれよ」と打ち解けたコミュニケーションを求めてきても、ASDの人は「冗談なんて言っていない」と言葉どおりに受け取って、返事をすることがあります。
「自分の思考が絶対に正しいと思い込む」「別の考え方まで気が回らない」などの形で表面化します。その特性のために、大人のASDには「こだわりが強い」という傾向があり、仕事の場でも同じ行動パターン(常同行動)を取れないと落ちつかないケースが見られます。
大人のASDの「グレーゾーン」とは?

近年、発達障害の診断に関連して、「グレーゾーン」という言葉が話題になっています。(以下参考:姫野桂『発達障害グレーゾーン』)
グレーゾーンとは、「発達障害の症状がいくつか見られるものの、診断基準を満たさないことで、確定診断をつけることができない状態」を指す言葉です。
大人のASDを疑って病院を受診したものの、そういった「傾向」があるとだけ診断される場合があるのです。
こうしたグレーゾーンの問題点は、「確定診断は下りなくても症状や障害は確かにある」という点です。
例えば、グレーゾーンの人は確定診断が下りないことで、仕事の場でも「甘えだ」「怠慢だ」と勘違いされやすいという点が挙げられるでしょう。
こうした周囲の冷ややかな反応によって、精神的に追い詰められた結果、うつ病などの「二次障害」を発症するASDの大人も少なくありません。
また、専門医による診断書が下りなかったことで、障害者手帳が交付されず、福祉サービスを受けられないなど、支援面での問題点もあります。
ASDの大人が抱えやすい就労上の困難3点

この章では、ASDの大人が抱えやすい就労上の代表的な困難を、具体的に3つ紹介します。(以下参考:宮尾益知『ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 大人の発達障害 日常生活編』、宮尾益知『ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 職場の発達障害』)
基本的に、仕事の場では、大なり小なり「他人との意思疎通」が生じます。
そのため、ASDの大人が最も直面しやすい困難は「コミュニケーション」とも言われています。
しかし、コミュニケーション以外にも、ASDの大人には、本人にしかわからない就労上の困難が複数あります。
困難①コミュニケーションが取りづらい
先述したように、大人のASDの方の一番の困難は、「コミュニケーションが取りづらい」です。
具体的には、以下の例が挙げられます。
- 報告、連絡、相談がうまくできない
- 打ち合わせの目的や暗黙の了解に疎い
- 話を聞いていないと誤解されやすい
中でも、「報告、連絡、相談」は日常茶飯事に行われることですので、大人のASDの人が仕事において悩みやすい点でしょう。
ASDの人は、情報共有やコミュニケーションの必要性を把握しづらい傾向にあると言われています。
周囲から話しかけられても、「なぜその話題が自分に向けて話されているのか」を理解できずに、同僚から「コミュニケーションが取りづらい」と思われやすい傾向があるのです。
困難②自分の状態を把握しづらい
2点目は、「自分の状態を把握しづらい」です。
具体的には、「熱が出ているのに出勤する」「極度に疲労しているのに連勤する」というケースが挙げられます。
大人のASDの人は、自分の身体感覚や精神状態を自身で感じ取ることが難しいため、自分の限界を把握しづらいのです。
困難③感覚過敏で疲れやすい
3点目は、「感覚過敏で疲れやすい」です。
大人のASDに限らず、発達障害を持つ人の中には、聴覚や嗅覚が敏感な人がいます。
特に通勤中などは、電車内の熱気や物音が耐えがたく、疲れる人も多いようです。
ちなみに、ASDの人は、感覚器官へのストレスが溜まると、身体を前後に揺するといった「常同行動」をして気持ちを落ちつけようとする傾向があります。
「発達障害による疲れの対策」は、コラム「発達障害の『疲れやすい』その5つの原因と今すぐ使える対策法!」に記していますので、ご興味がありましたらご覧ください。
ASDの大人が実践したい職場での対処法5選
ここからは、大人のASDに悩む人が、職場で実践したい対処法を見ていきましょう。(以下参考:梅永雄二『大人のアスペルガーがわかる』、備瀬哲弘『大人の自閉スペクトラム症』、星野仁彦『発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉』)
前提として大切なのは、日頃から医師に相談することです。
先述したように、発達障害に悩む方の中には、二次障害を併発している人もおり、その場合まずは二次障害を治すことが大切です。
二次障害があってもなくても、かかりつけ医に相談できるようにしておきましょう。
対処法①具体的な指示をお願いする

1点目は、「具体的な指示をお願いする」です。
仕事の現場では「適当に」や「よしなに」といった、本人の判断が求められる曖昧表現が頻繁に用いられます。
しかし、大人のASDの人は、こういった裁量を委ねる表現をされると混乱しがちです。
そのため、日頃から「具体的な指示をください」とお願いするようにしましょう。
コミュニケーションは相手があって成り立つものですので、協力を求めることは悪いことではありません。
自分の特性を理解してもらい、仕事をスムーズに進めるためにも、具体的な計画や指示をお願いするようにしてください。
対処法②情報媒体を変えてもらう
2つ目は、「情報媒体を変えてもらう」です。
発達障害を持つ人の中には、特定の情報媒体だと頭に入らないという人もいます。
特に、大人のASDの場合、音声情報や文字よりも、図で示してもらう方がわかりやすいという人が多く見られます。
そのため、記憶するときの媒体を変えるだけで、発言や指示内容がスッと頭に入ってくる場合があるのです。
ぜひ、同僚とコミュニケーションを取る際には、情報媒体を変えてもらうように相談してみましょう。
対処法③時間管理にアラーム機能を用いる

3つ目は、「時間管理にアラーム機能を用いる」です。
大人のASDの方は「自分の体調や状態を把握しづらい」傾向があるため、疲れているにも関わらず、長時間にわたって作業をした結果、倒れ込むことがあります。
特に、「こだわり」のあることに夢中になる「過集中」のときには、寝食も忘れて作業に没頭するケースも珍しくありません。
そうした事態を防ぐのに有効なのが、「時間管理にアラーム機能を用いる」です。
時間を忘れていても、「アラームが鳴ったら何分だけ休憩する」という風に、明確なルールを定めることで、自分の体調も管理できるようになります。
大人のASDでお悩みの方は、ぜひ仕事の現場で、アラーム機能を活用してみてください。
対処法④イヤホンなどのグッズを利用する
4つ目は、「イヤホンなどのグッズを利用する」です。
ASDの人は自分のスペースや感覚に乱れが生じると、パニック状態になることがあります。
特に、感覚過敏をお持ちの方は、些細な刺激がストレスになります。
そういった方にオススメなのが、「イヤホンなどのグッズを利用する」です。
最近は、外界のノイズを遮断できるノイズキャンセリング機能のついたイヤホンも複数出回っています。
「静かな環境でないとストレスが溜まる」という大人のASDの方は、こういった道具に頼るのもひとつの手段でしょう。
ただし、あなたの特性を知らない人から、「職場で音楽を聴いている」と誤解される可能性があるため、周囲に事情を説明した上で、イヤホンなどを用いるといった工夫を取り入れてみましょう。
対処法⑤就労支援を受ける

最後の対処法は、「就労支援を受ける」というものです。
公民を問わず、発達障害をお持ちの方を対象に、福祉サービスを提供している機関は複数存在します。
一例を挙げますと、国の法律に基づいて設置されている「就労移行支援事業所」では、障害者手帳をお持ちでなくても、医師による診断書のみで、最低0円からサービスを受けることが可能です。
具体的なサービス内容としては、定期面談による精神的なケア、専門的なスキルの講習、お勤め先との業務内容の調整などがあります。
また、就職後の職場定着を促す「就労定着支援」も、大人のASDの方が職場で長く働きつづけるためには効果的です。
障害者職業総合支援センターの調査研究によれば、職場定着支援を受けた人とそうでない人で、1年後の職場定着率に「20%」近い差が出ています(下図はクリックで拡大します)。

(出典元※PDF:障害者職業総合支援センター「障害者の就業状況等に関する調査研究」)
ASDの大人に向いている職業

ASDの大人に向いている職業を考える上で大切なのは、以下の2点に着目することです。
- 静かな環境で、ひとりで仕事ができるか
- 規則やマニュアルに沿って進められるか
上記の観点から、「ASDの大人に向いているかもしれない職業」には、以下のものがあります。
- プログラミングなどのIT系
- 経理
- 事務
- 法務
このような職業であれば、臨機応変な対応が求められたりトラブルが生じたりしない限り、大人のASDでお悩みの方でも働きやすいかと思われます。
ただし、裁量の範囲があまりにも広く、曖昧な指示が多い場合は、パニックを起こす可能性もありますので注意してください。
また、大人のASDと一口に言っても、その症状や程度は人によって異なります。
したがって、上述した職業に就いていても、職場や担当業務によっては多少の向き・不向きがあると思います(次章の「向いていない仕事」も同様です)。
これから就職活動をされる方は、上記の職業を参考にしつつ、前の項目で述べた支援機関の専門家と一緒に、職場や業務を吟味することをオススメします。
ASDの大人に向いていない職業

反対に、ASDの人に向いていない職業には、以下のものが挙げられます。
- 営業職
- 窓口業務
- 接客業
この3つには、「対人コミュニケーションが多い」「予想外の出来事が多い」という共通点があります。
これまで述べてきたように、大人のASDでは、社会性やコミュニケーションに困難があるため、「対人折衝が必要になる接客系の職業は難しい」と考えられます。
ただし、「一次対応が完全にマニュアル化されていて、それ以外の対応になったら別の担当者に引き継ぐ」体制が徹底されているのであれば、上記の職業も問題なくこなせる場合があります。
上記職業に就く場合は、オペレーションが定型的かつ単純であることが条件と言えるでしょう。
さて、ここまで向いている職業と向いていない職業を解説してきましたが、先述のとおり、上記はあくまでも一例です。
ASDの程度や職場の特徴次第で、「その仕事にマッチするかどうか」は多少変わってきますので、上述の職業は参考に留めて、実際の就職活動では専門家の意見を取り入れつつ、職場ごとに判断するようにしてください。
大人のASDの同僚を持つ人にお願いしたいこと

大人のASDの同僚をお持ちの方の中には、接し方や指示の出し方がわからずに、お困りの方がいるかと思います。
特に、大人のASDの症状の範囲はコミュニケーション全般にかかりますので、日頃のやり取りにも困惑する場合があるでしょう。
しかし、大人のASDに限らず、発達障害は生まれつきの脳の機能の偏りに原因があるため、本人の努力だけではカバーできない面があります。
それゆえコミュニケーションをうまく取るためには、相手が理解しやすいように、ある程度譲歩する必要があります。
そのためにも、まずは、ASDの同僚の「特性を理解すること」から始めましょう。
「コミュニケーションの癖」という観点で言えば、一般的に、大人のASDの人は、以下のような傾向があると言われています。(参考:木津谷岳『これからの発達障害者「雇用」』)
- 口頭よりも、図説の方が理解しやすい
- 時間や場所の指定など、具体的すぎるくらいの指示だと安心する
- 柔軟な対応や受け答えよりも、定型的な応答や繰り返しの方がラク
上記の傾向に注意して、よりよいコミュニケーションの方法を探ってみてください。
その上で、協働したり指示を与えたりするときには、「できないことよりもできること」に着目し、「その人専用のマニュアルを作る」と効果的です。
最初は苦労するかもしれませんが、マニュアルがその人にマッチすれば、大人のASDの方でも、定型発達者(非発達障害者)以上の成果を上げることがあります。
同僚の特性を理解して、その人にあった仕事やマニュアルをカスタマイズするようにしてください。
まとめ:大人のASDでも工夫次第で仕事は続けられます!

大人のASDの特性から、職場でできる対処法、職業の向き・不向きまでを解説してきましたが、役立ちそうな情報はありましたか?
前提となるのは、周囲の人を頼るという姿勢です。
ここで言う「周囲の人」とは、かかりつけ医に限らず、同僚やご家族、支援機関の専門家などのことです。
大人のASDの人は、特にコミュニケーションの面で苦労しやすいため、自分一人で抱え込むのではなく、周囲に協力を求めることが大切になってくるのです。
できるだけ、周りの人に悩みや困りごとを相談するようにしましょう。
このコラムが大人のASDで就労に悩む人の助けになれば幸いです。
【最後に改めて…】
就労移行支援
という仕組みを知っていますか?
「就労移行支援」とは、「病気や障害のある人の一般企業での就職や仕事での独立と、その後の定着」をサポートする仕組みのことです。キズキビジネスカレッジは、就労移行支援の中でも、「これまでの職歴とは異なる、新たな業界・分野への就職」と「これまでの職歴を活かした就職」の両方に強いのが特色です。就労移行支援は公的な認可に基づいて行われており、病気や障害があることが診断書から明らかな場合などは、国の補償で最低0円から就労支援を受けられることもあります。
を利用した方は…
- 初任給
- うつや発達障害があっても、
KBCでは平均21万円
- 就職までの期間
- 通常約1年半かかるところ、
KBCでは平均4か月
- 就職率
- 通常52%のところ、
KBCでは82%
ASDの大人が職場で実践できる対処法はありますか?
一般論として、次の5点が考えられます。「具体的な指示をお願いする」「情報媒体を変えてもらう」「時間管理にアラーム機能を用いる」「イヤホンなどのグッズを利用する」「就労支援を受ける」。詳細はこちらをご覧ください。
ASDの大人に向いている職業はありますか?
一般論として、次の4種類が挙げられます。「プログラミングなどのIT系」「経理」「事務」「法務」(「実際のあなた」に向いているかどうかは、もちろん個別の事情によって異なります)。詳細はこちらをご覧ください。