社会不安障害の人に向いてる仕事・向かない仕事をまとめて紹介!〜長く働くコツや仕事探しの方法も〜

対人関係への不安からコミュニケーションに恐怖を抱くようになる社会不安障害。(別名:社会恐怖(症)、社交恐怖(症)、社交不安障害、Social Anxiety Disorder(SAD))
「向いてる仕事はないのではないか」と悩んでいる社会不安障害のあなたにも、マッチする仕事はあります。この記事では社会不安障害の人に向けて、「向いてる仕事や職場環境」「仕事探しのポイント」「長く働き続けるためのコツ」を解説します。
特におすすめの「アルバイト」については、コラム「社会不安障害・対人恐怖症の人におすすめのアルバイト11選をまとめて紹介!」をご覧ください。
目次
社会不安障害の人が仕事で抱えやすい悩み

社会不安障害の人が仕事の場面で抱えやすい悩みとして、以下が挙げられます。 今後の「対策」を考える上でも、一度、あなたのお悩みを整理してみましょう。
- 電話対応が怖い
- 窓口応対が怖い
- 会議で緊張しすぎる
- 通勤手段が限られる
- 人前での口頭説明ができない
- 視線を向けられるだけで声が震える
- 異動や転勤で慣れない人と話すのが怖い
- 周囲の人に症状を理解してもらえない
- 人に相談すること自体に抵抗感がある
- 努力や気の持ちようで克服できると思われる
逆に言うと、上記の悩みがない(少ない)仕事・職場であれば、向いてる可能性は高まります。
【相談先はたくさんある】
社会不安障害の場合は人とのコミュニケーションに不安があるため、相談できずに悩みを抱え込む人が多いとも言われています。しかし、後述するように、社会不安障害理解が深い、相談できる支援機関は複数ありますので、ご安心ください。
【社会不安障害は、実は発達障害から派生しているケースも】
社会不安障害の人のなかには、ASD(自閉症スペクトラム障害)や学習障害のような発達障害を伴っているケースがあります。特にASDの場合は特性上、相手の発言の意図がうまく読み取れないなどコミュニケーションに困難を感じやすいため、なにかの失敗体験をきっかけに社会不安障害につながる可能性があります。
社会不安障害の人に向いてる仕事と職場環境

社会不安障害の人の中には「人との接触が苦手だから向いてる仕事はほとんどないのでは?」と悩む人が多いかもしれません。
しかし、以下のいずれかの特徴に注目して仕事探しをすることで、社会不安障害でも向いてる仕事は見つけられます。
- 対人接触が少ない仕事
- イレギュラーなコミュニケーションがない定型的な仕事
- 在宅勤務をしやすい仕事(マイペースにできる仕事)
上記の特徴にあてはまる仕事の例としては、以下が挙げられます。
- 研究職
- エンジニア
- 調理師
- 翻訳家
- 清掃員
- 警備員
- 検針員
- ビルメンテナンス
- 事務職
- 司書
- 工場勤務
- Webデザイナー
- Webライター
- 個人事業主(フリーランス)
- 動画編集
- 翻訳
- イラストレーター
また、社会不安障害の人がマッチしやすい職場環境としては、以下のような職場が考えられるでしょう。
- 自分のペースを尊重してもらえる職場
- 短時間勤務など勤務形態が柔軟な職場
- 私語や雑談の少ない静かな職場
- 社員数があまり多くない職場
- 電話応対や人前で話すことについて、配属や担当に配慮がある職場
- デスク周りが静かで仕事に集中できる職場(視線恐怖などあればデスク周囲に壁があるなど)
- 通勤に負担のない職場※
※具体的には、「家の近くの職場」、「ラッシュアワー・満員電車・渋滞などを避けられる職場」等
実際に上述のような仕事・職場環境で活躍している社会不安障害の人はいます。ただし、上記はあくまでも一例です。
他にも、「実際のあなた」の症状や性格とマッチする仕事・職場環境は、もちろんあるでしょう。仕事探しは、後述するように、専門の支援機関などにも相談しながら行うことをオススメします。(仕事探しの具体的なポイントは後述します)
社会不安障害の人に向かない仕事と職場環境

反対に、社会不安障害の人に向かない仕事の特徴として、以下の4つがあります。
- 対人接触が多い仕事
- 臨機応変な対応を求められる仕事
- 来客や取引先が多く、社外のコミュニケーションが多い仕事
- 異動、出張、転勤が多い仕事
具体的には、次のような仕事・職業が向きづらいと考えられます。
- 営業職
- 接客業
- 販売員
- 教師
- 秘書
- 美容師
- 旅行添乗員
- コールセンターのスタッフなど
また、以下の3つの特徴がある職場環境の場合、社会不安障害の人はストレスを感じやすいでしょう。
- 周囲の人との調整力が重視される職場
- 人の出入りが激しい職場
- 勤務時間の融通が利かない職場
上記も向いてる仕事の例と同様に、あくまでも一例です。向かないとされている仕事や職場環境であっても、仕事の内容や勤め先しだいでは、あなたに向いてる可能性もあります。
上記は参考に留めておき、「実際のあなた」の仕事探しはサポート団体とも話しながら進めましょう。
社会不安障害の人が仕事探しをするときの3つのポイント
社会不安障害の人が仕事探しをするときは、サポート団体などを利用すること、そして様々な条件を見積もって求人を探すことが大切です。特に、以下の3点がポイントになります。
ポイント①待遇よりも長く働けられるかを重視する

障害者職業総合センターの報告によると、一般企業に就職した精神障害者の職場定着率は、就職後1年時点でおよそ半数です(参考:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構※PDF「障害者の就業状況等に関する調査研究」) 。

社会不安障害の人の中には、給与や福利厚生制度などの待遇に気を取られて「つらくても我慢すれば問題ない」と考える人がいないわけではありません。
しかし、症状を悪化させないためには「長く働き続けられるか」を重視した方がいいでしょう。
特に、業務内容や職場環境や通勤経路などは、必ず前もって調べておくことが大切です。また、短時間勤務制度や在宅勤務制度があるかなど、調子にあわせて柔軟な働き方を選べるかどうかもポイントです。
ポイント②支援機関や転職エージェントに相談する
社会不安障害の人の中には、その症状から「相談すること」自体に抵抗がある人もいます。
しかし、社会不安障害についての相談を受け付けているサポート団体は、症状に理解があります。「まずはメールで」などの相談も可能です。
サポート団体とつながることで向いてる仕事を見つけやすくなることはもちろん、日々の生活も送りやすくなるはずです。
社会不安障害の人が利用できる支援機関の例には以下があります。
また、転職エージェントの中には、病気や障害のある人に特化したところもあります。
そうしたエージェントであれば、再就職先の条件だけでなく、あなたの症状についても理解してもらいやすいでしょう。希望条件の相談なども比較的スムーズに進むはずです。
複数に話を聞いてみて、あなたに合いそうなところ(あなたの希望する仕事があるところ)を見つけましょう。
ポイント③雇用枠の変更を検討してみる

社会不安障害がある場合、雇用枠を変更するという選択肢もあります。具体的には「障害者枠」に切り替えるという方法があります。
障害者枠とは、「障害者を対象とする求人・雇用枠」のことです(障害者枠ではない求人・雇用は「一般枠」と呼ばれています)。 一般的に、障害者枠で働くためには障害者手帳の所持が必須です。障害者枠では、発達障害の特性や程度に応じて業務内容や業務量への配慮を得ながら働くことができます。一方で、障害者枠は一般枠に比べると、給与水準や昇進などのキャリア面において待遇が低い傾向にあります。
障害者枠を選択肢に入れた就職活動では、次のように柔軟な求人探し・エントリーが可能です。
- 障害者枠の求人に限ってエントリーする
- 基本的には障害者枠の求人にエントリーしながら、向いていそうな一般枠の求人があればそれにもエントリーする
- 基本的には一般枠の求人にエントリーしながら、向いていそうな障害者枠の求人があればそれにもエントリーする
障害者枠・障害者雇用の詳細は、コラム「障害者雇用で働くための条件とは〜メリット・注意点・サポート団体なども紹介〜」をご覧ください。
障害者枠を検討したいという方には、次に紹介する「就労移行支援事業所」などに相談するのがよいでしょう。
社会不安障害で仕事に悩んでいる人には就労移行支援がオススメ

社会不安障害の人には、症状に理解のあるスタッフからていねいな支援を受けられる「就労移行支援」がオススメです。
就労移行支援とは、病気や障害がある人の就職を支援する福祉サービスです。
- 就労を希望する、65歳未満の、病気・障害のある人が利用できます※
- 利用料金は、所得に応じて上限が設けられています
- 利用可能期間は、原則として、最長24か月となります
※個々の障害のある人々の障害程度や勘案すべき事項をふまえ、お住まいの各地区町村で、個別に利用の可否が判断されます。(障害者手帳は必須ではありません)
- ビジネススキルの習得:PCスキル、コミュニケーション方法など
- 専門スキルの学習:会計、英語、プログラミング、マーケティングなど
- 体調管理やメンタル面の相談:個別支援計画にあわせた面談
- 就職活動のサポート:雇用枠の検討、面接対策など
- インターン先や就職先の紹介:あなたにあった職場探しの手伝い
事業所によっては、さらに就職後の「職場定着支援」も受けられます。
病気や障害のある人が、就労先の労働環境や業務内容に順応して長く働き続けられるように支援する福祉サービスのこと。「職場」と「あなた」の間に入って労働環境や悩み事の相談などを行います。
就労移行支援事業所の詳細は、コラム「就労移行支援とは?サービス内容から就労継続支援との違いまで解説」をご覧ください。
就労移行支援事業所は全国各地にあります。興味がわいた方は、ぜひ、インターネットで検索してみてください。私たち、キズキビジネスカレッジも就労移行支援事業所の一つです。
社会不安障害の人が長く働き続けるための5つのコツ
続いて、社会不安障害の人が長く働き続けるためのコツを5つ紹介します。
大前提として、「医療機関とのつながりを保つ」ことは意識しておきましょう。その上で、医療機関以外にも、仕事の悩みを一人で抱え込むのではなく、様々な人や団体を頼ることが大切です。
①カウンセリングを受ける

社会不安障害の人には、定期的なカウンセリングがオススメです。
繰り返しになりますが、症状に関連して、「話すこと」が苦手な方もいらっしゃるとは思います。しかし、臨床心理士や公認心理師の資格を持つカウンセラーは、社会不安障害に関する知識があるため、あなたの症状に寄り添ってくれるはずです。その上で悩みを聞いてもらえるので、ストレスの緩和に役立つでしょう。
また、カウンセリングには、あなたの対人不安や緊張を和らげながら、コミュニケーションに慣れさせる効果も期待できます。次項の「職場の人への伝え方」も相談できますし、日々の生活も送りやすくなるはずですので、ぜひカウンセリングを受けてみてください。
②同僚や上司をできるだけ頼る
同僚や上司を頼ることに抵抗がある人でも、できるだけ困りごとや症状を話せないかを考えてみましょう。
周囲の同僚から「症状を知った上で受けいれられている」という手応えが得られれば、不安を軽減できる可能性があります。「伝え方」は、医療機関や、前項のカウンセリングで相談できます。
通勤途中で具合が悪くなったときに、前もって社会不安障害のことを理解してもらっていることで、「遅刻したときにどう説明すればいいのだろう」と不安にならずに済むでしょう。
また、上司の理解を得られていれば、短時間勤務への切り替えなどもしやすくなるため、より働きやすくなります。
③自分なりのリラックスの方法を見つける

社会不安障害の人は、リラックスの方法を身につけることが大切です。
特に「自分が実行しやすいかどうか」を意識して探しましょう。様々な方法を試してみて、自分にあったものを選んでください。また、「電車内で実行できる方法」「仕事の合間にできる方法」など、場面や時間ごとにリラックスの手段を持つと効果的です。
④負担の少ない通勤経路や時間帯を選ぶ
社会不安障害がある場合、電車・バスなどの交通機関の長時間乗車や、自家用車での通勤(※1)は、避けた方がよいでしょう。
できるだけ徒歩や自転車での通勤を選択するのが無難です。とはいえ、勤務地によってはやむを得ず交通機関に頼らなくてはならない場合もあると思います。その場合は以下の対策を講じてみてください。
- 混雑しない時間帯や車両を調べる
- 可能な範囲で早い時間帯の電車に乗る(何かあったときに休憩の時間を設けられる)
- 利用する路線を変更する
通勤時の路線を変更する場合、就業規則に「交通費は最短経路にて支給」と定められているときは、上司や人事部に相談する必要があります。その場合は産業医(※2)なども交えた上で相談することがオススメです。
社会不安障害の人にとっては、自家用車は「一人でいられる空間」ではなく、他の車や歩行者から緊張を受け(ることがあり)ます。また、自分で運転をすること自体緊張する人が多いようです。そのため、自家用車での通勤も、あまりオススメできないと言われています。
労働者の健康管理に関して専門的な立場から助言や指導を行う医師のこと。産業医は労働安全衛生法に基づいて、常時50人以上の労働者を使用する事業所に1人以上、3,000人超の事業所では2人以上が配置されています。診察にあたって料金は発生しません。(参考:厚生労働省「産業医について」)
⑤生活習慣を整える

生活習慣を整えることで、日常生活における不安やストレスを軽減できます。
社会不安障害の症状は疲労などによっても程度が変化するため、常にコンディションを保つことが大切です。とくに寝不足にならないように、夜更かしなどには気をつけるようにしましょう。
改めて、社会不安障害の概要・仕事で悩みやすいこと
最後に、改めて、社会不安障害についてカンタンにお伝えします。既にご存知かもしれませんが、これまでに紹介した内容の理解も深まると思いますので、ぜひご覧ください。(参考:山田和夫『やさしくわかる社会不安障害』)
①社会不安障害とは

社会不安障害とは、人からの注目に強い恐怖や羞恥心を感じることで人が多くいる場所に苦痛をおぼえる、不安障害の一種です。
別名に、「社会恐怖(症)」、「社交恐怖(症)」、「社交不安障害、Social Anxiety Disorder(SAD)」があります。
厚生労働省のサイト「こころもメンテしよう」でも社会不安障害について説明されていますので、こちらもあわせてご覧ください。
②社会不安障害の症状
社会不安障害の症状として、主に以下のような不安・恐怖症があります。(一例であり、他にもあります)
- スピーチ恐怖:人前で話すときに緊張しすぎて声や体が増える
- 対人恐怖:他人の反応に過敏になって軽い会話や受け答えもできない
- 赤面恐怖:顔が赤くなるのではないかと考えて人前に出るのを避ける
- 書痙(しょけい):人前で字を書こうとすると手が震えてうまく書けない
- 会食恐怖:人と食事をするときに緊張しすぎる(食べ物がのどを通らない)
- 発汗恐怖:焦って汗をかいている姿を見られることが不安で人との接触を避ける
- 振戦(しんせん)恐怖:緊張による手先の震えを恐れるあまり手を使った行動ができない
- 腹鳴恐怖:「人前でお腹が鳴ったらどうしよう」と不安になり、静かな場所で苦痛を感じる
- 視線恐怖:他人から監視されていると感じる、逆に自分の視線が他人を不快にしていると感じて目を合わせられない
③社会不安障害の種類と仕事の関係
前項で紹介した症状は、社会不安障害の人すべてに当てはまるとは限りません。また、一人の人のなかに併存しているケースもあります。
類似する不安障害の種類と仕事の関係について、もっと詳しく知りたいという人は、コラム「不安障害の人が仕事を続けるためのコツ|向いている仕事まで徹底解説」をご覧ください。
まとめ

人の視線に対する緊張・不安によって、コミュニケーション全般に苦痛を感じるようになる「社会不安障害」。向いてる仕事が少ないように思う人もいるかもしれませんが、定型業務や在宅勤務の多い仕事など、マッチする可能性のある仕事はたくさんあります。
社会不安障害で仕事に悩んでいるという人は、ぜひ、症状に詳しい専門家や支援機関に相談してみてください。 この記事が、少しでも社会不安障害の人の助けになれば幸いです。
監修キズキ代表 安田祐輔

発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病などの方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。
【著書ピックアップ】
『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(2021年12月、翔泳社)』
Amazon
翔泳社公式
【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)
【その他著書など(一部)】
『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法(KADOKAWA)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』『暗闇でも走る(講談社)』
日経新聞インタビュー『働けたのは4カ月 発達障害の僕がやり直せた理由』
現代ビジネス執筆記事一覧
【メディア出演(一部)】
2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)
執筆寺田淳平
てらだ・じゅんぺい。
高校2年の春から半年ほど不登校を経験。保健室登校をしながら卒業し、慶應義塾大学に入学。同大学卒業後の就職先(3,500人規模)で人事業務に従事する中、うつ病を発症し約10か月休職。寛解・職場復帰後、勤務を2年継続したのち現職のフリーライターに。
2019年に一般財団法人職業技能振興会の認定資格「企業中間管理職ケアストレスカウンセラー」を取得。
サイト運営キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。トップページはこちら→
社会不安障害の自分に向いてる仕事の特徴を知りたいです。
一般論として、次の3点が挙げられます。(1)対人接触が少ない仕事、(2)イレギュラーなコミュニケーションがない定型的な仕事、(3)在宅勤務をしやすい仕事(マイペースにできる仕事)。具体的な職種の例も含めて、詳細はこちらをご覧ください。
社会不安障害の自分に向かない仕事の特徴を知りたいです。
一般論として、次の4点が挙げられます。(1)対人接触が多い仕事、(2)、臨機応変な対応を求められる仕事、(3)来客や取引先が多く、社外のコミュニケーションが多い仕事、(4)異動、出張、転勤が多い仕事。具体的な職種の例も含めて、詳細はこちらをご覧ください。